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令和4(2022)年度

公益財団法人 日本財団の助成により、令和4年度は
『重い障害があり医療的ケアを必要とする方々が、全国どこの地域にいても格差なく暮らせる社会の創造』
をテーマに、全肢連会員・障害者団体をはじめ、47都道府県の1741の自治体、及び50事業所を対象に調査を行いました。

ご協力いただきましたみなさまに、心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。

尚、令和5年度も日本財団より助成を受け事業を継続し、地域格差の解消に向け、令和6年度改正の第7期障害福祉計画・障害福祉サービス等報酬改定・障害者の居住支援(共同生活援助)に対し提言する予定です。

引き続きみなさまにもご協力いただけますよう、よろしくお願いいたします。

「重度障害者(医療的ケア含む)が地域格差なく暮らせる社会の創造」アンケート調査

≪調査目的≫
高齢化社会となり、地域生活が重要視される時代にあって施設入所が困難な制度下、重度の障害者(医療的ケア含む)が共同生活援助(GH)や障害福祉サービスの組み合わせで生活することは誰もが望む生活形態です。しかしGHは全国で不足しており障害当事者(家族・支援者)・自治体・GH運営事業者を対象に、重度障害者対応のGH設置の課題と実態、障害福祉サービス(特に重度訪問介護)の支給で地域格差がありその要因など全国調査を行ない、令和6 年度からの障害福祉計画、報酬改定等の改正にあたり「重度障害者の地域生活が安心安全に暮らせる社会となる」ことを願い本調査を実施しました。

≪調査対象・内容≫
■全肢連会員及び障害者団体会員
 肢体不自由をともなう重度障害者と医療的ケアのある方の障害福祉サービスの実情(不足面)と希望する住まいについて
■47都道府県の全自治体
 全国自治体における共同生活援助(GH)の設置数・形態及び重度障害者が入居できるGHの把握及び重度訪問介護など障害福祉サービスの支給量について
■重度障害者が利用する共同生活援助(GH)
 重度障害者に対応できる共同生活援助(GH)の実態と運営状況について

≪回収状況・集計結果等≫
中間報告書にて報告

自治体・GH 面談調査

≪調査目的≫
アンケート調査に加え、自治体に対しては行政の立場から現行の制度をどのように受け止め対策を進めようとしているのか、また現行の障害福祉サービスの給付に関する課題等についてを聞き取り、GHについては、その設立経緯、運営課題等を聞き取ることを目的として実施しました。

≪期間≫
令和4 年10 月4 日(火)~11 月29 日(火)

≪訪問先≫ ※順不同
■自治体
石川県 金沢市 三田市 桑名市 木更津市 千葉県 千葉市 大村市 長崎県 長崎市 諫早市
船橋市 柏市 神奈川県 横浜市 川崎市 横須賀市 鎌倉市 上田市 須坂市 松本市 長野県
大阪市 岸和田市 八尾市 相模原市 岡崎市 豊橋市 帯広市
■GH・事業所
・大村市 指定多機能型通所事業所Risana 520
・柏 市 GHあすか北柏
・上田市 ごきげんハウスうえだ
・須坂市 NPO法人マイペースの法人運営者
・川崎市 GHなかよしの家

≪調査結果≫
中間報告書にて報告

ともに生きるシンポジウム 開催

【大阪会場】 令和4年11月22日(火) 13:30~ クレオ大阪中央
【東京会場】 令和5年  2月10日(金) 13:00~ 参議院会館

≪講演≫
■一人ひとり、その人らしく生きていく
   ー 西宮市「青葉園」の重い障害がある人たちが拓いてきた地域自立生活 ―
講師:清水 明彦(西宮市社会福祉協議会 常務理事)

■重度障害者(医療的ケア含む)が利用するGH実態調査中間報告(概況)
講師:大垣 勲男(伊達コスモス21 理事長 統括事業管理者)

中間報告書

多くの全肢連会員、障害福祉団体・会員、全国の自治体、GH事業所、そして大垣勲男氏、清水明彦氏の両講師をはじめとしたみなさまから生活実態・体験・課題、改正の必要性等について貴重なご意見を伺い、中間報告書としてまとめました。

ご協力いただきましたみなさまに御礼申し上げます。

報告書は下記リンクよりご覧いただけます。
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