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平成29年度 第50回全肢連全国大会 大会決議文

全肢連では障害児者の医療、教育、職業、生活等の制度の改善、生活環境の整備、障害者福祉全般の向上をはかるため、実情と問題点を提起し、一般社会の理解を深めるための運動を進めるとともに、行政及び関係方面への要請活動等を展開しています。
第50回全国肢体不自由児者父母の会連合会全国大会
大  会  決  議
 
 障害のある人やその家族が地域社会のなかで、あたりまえに暮らしたいと願い続けて久しくなります。
父母の会の諸先輩は障害のある子と共に生きていくなかで、国への要望をはじめ、数々の活動を行ってきました。父母の会が創り出さなければ何も支援がなかった時代から思えば、現在は、制度も少しずつ整備され、障害のある人への支援が広がってきたといえます。
 しかし、『住み慣れた地域での共生社会の実現』には、課題が山積しています。障害のある人の尊厳や存在自体を否定するような今の流れに、歴史が後戻りする危険性を感じます。
 経済的価値や能力で人間を序列化し、「強者」「勝者」のみが報われる社会、多様性を認めない社会の在り方は、誰にとっても、息苦しく、もろく、危険な社会ではないでしょうか。
障害のある人も、その親・家族も、共生社会の一員であることをここに確認し、すべての人が排除されることのない社会を目指して、ここに、第50回全国肢体不自由児者父母の会連合会全国大会・第52回近畿肢体不自由児者福祉大会京都大会の名において、次の事項を決議します。
 
1、障害のある人の尊厳と生命が守られ、地域社会の中で障害のある人も、その親・家族も、誰もがその人らしい生活を営むことができる社会の実現
 
1、障害者権利条約、障害者差別解消法をより普及させ実効性を高める
 
1、障害のある人の所得保障並びに住まいの場の保障を充実させる
 
1、医療的なケアを必要とする重度障害児者への、生活の場全般の支援策の構築
 
1、障害の有無によらず、誰もが地域の学校で学ぶインクルーシブ教育の充実
 
1、障害のある人についての合理的配慮に基づく防災、減災の取り組みの推進
 

平成29年9月9日
第50回全国肢体不自由児者父母の会連合会全国大会
第52回近畿肢体不自由児者福祉大会京都大会
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