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新型コロナウイルス感染症対策

 一般社団法人全国肢体不自由児者父母の会連合会は、新型コロナウイルス感染症への対応として、国に対して緊急提言を行うとともに、様々な情報を適宜お知らせしています。
更新日 2020年6月26日

新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業(障害福祉サービス等分)の実施について

2020年6月26日
 
 厚生労働省は6月25日に、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業(障害福祉サービス等分)の実施要綱を各都道府県に通知した。
新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業(障害分)実施要綱
【目的】
 障害福祉サービス等は、障害児者やその家族の生活を支えるために必要不可欠なものであることから、最大限の感染症対策を継続的に行いつつ、必要なサービスを提供する体制を構築する必要がある。
 そのため、必要な物資を確保するとともに、感染症対策を徹底しつつ障害福祉サービス等を再開し、継続的に提供するための支援を行う。
 また、サービス利用休止中の利用者に対する利用再開に向けた働きかけや感染症防止のための環境整備の取組について支援を行う。
 さらに、新型コロナウイルスの感染防止対策を講じながら、障害福祉サービス等の継続に努めていただいた職員等に対して慰労金を支給する。
 
【実施主体】
 都道府県とする。
 
【事業内容】
(1)障害福祉サービス施設・事業所等における感染対策徹底支援事業(事業者支援)
(2)都道府県における衛生用品の備蓄等支援事業(都道府県支援)
(3)障害福祉サービス再開に向けた支援事業
(4)障害福祉サービス施設・事業所等に勤務する職員に対する慰労金の支給事業
(5)都道府県の事務費支援事業

(2020-06-26・380KB)

「新しい生活様式」の熱中症予防呼びかけ

2020年6月10日
 環境省は、熱中症を未然に防止するための情報提供を行う「環境省熱中症予防情報サイト」において、新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策を取り入れた「新しい生活様式」での熱中症予防ポイントをまとめた「令和2年度の熱中症予防行動」を公表した。
 「環境省熱中症予防情報サイト」は、2006年度に環境省が設置した熱中症を予防するための情報をまとめたもの。全国約840地点における暑さ指数(WBGT)の予測値・実況値など、事前にどの程度熱中症に警戒すべきかの情報提供を行っているほか、熱中症の基礎知識や対処方法などを掲載している。
2020年度は、新型コロナウイルスの出現に伴い、ひとりひとりが感染防止の3つの基本である「身体的距離の確保」「マスクの着用」「手洗いや、3密(密集、密接、密閉)を避ける」といった対策を取り入れた「新しい生活様式」を実践することが求められており、これまでとは異なる生活環境下となることから、例年以上に熱中症に気を付ける必要があるという。そこで、環境省は厚生労働省とともに「令和2年度の熱中症予防行動」を作成。十分な感染対策を行いながら、熱中症予防対策をこれまで以上に心がけて行うためのポイントについて公表した。
 「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイントでは、
①屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合には、熱中症のリスクを考慮しマスクをはずすようにする。
②マスクを着用している場合は、強い負荷の作業や運動は避け、のどが渇いていなくてもこまめに水分補給をし、周囲の人との距離を十分にとれる場所でマスクをはずして休憩する。
③冷房時でも換気扇や窓開放によって換気を確保する必要があるため、室内温度が高くならないようエアコンの温度設定をこまめに調整する
などがあげられている。
 また、従来からの熱中症予防行動を徹底することも必要としている。室内の温度・湿度の適切な管理、天気予報や「暑さ指数(WBGT)」を参考に暑い日や時間帯を避けた無理のない外出をするなどの暑さを避ける行動や、こまめな水分補給、暑さに備えた体作りを推奨している。特に、熱中症になりやすい高齢者、子ども、障害者には周囲から積極的な声かけをしてほしいと促している。
 「環境省熱中症予防情報サイト」では、「令和2年度の熱中症予防行動」をわかりやすくまとめたリーフレットも掲載。ダウンロードして自由に利用することもでき、今夏の熱中症予防に広く役立ててほしいとしている。
 
 詳細は、環境省「熱中症予防情報サイト」参照
  https://www.wbgt.env.go.jp/
 

全ての世代の方々に、自宅での軽い運動や家事への積極的な参加、          人混みを避けた屋外での散歩などをお勧めします!

2020年5月1日
全肢連副会長 植松 潤治
 最近、子どもの体力が低下しているといわれています。スポーツ省が実施した「令和元年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果」によると、特に小学生男子の体力合計点が下がっており、平成20年度の調査開始以降、過去最低の数値になったそうです。文科省の調査では、平成12年の結果では30年前と比較すると、ほとんどのテスト項目について、子どもの世代が親の世代を下回っていました。そんな中、今年は3月から新型コロナウイルス感染予防対策として全国の小中学校や高校が休校になりました。
 そんな中、気になるのが運動不足、体力の低下です。 体力は、人間の活動の源であり、健康の維持のほか意欲や気力といった精神面の充実に大きくかかわっており、豊かな人間性や自ら学び自ら考える力といった「生きる力」の重要な要素となるものです。
したがって、運動不足や不適切な生活習慣は、単に運動面にとどまらず、肥満や生活習慣病などの健康面、意欲や気力の低下といった精神面など、子どもが「生きる力」を身に付けるうえで悪影響を及ぼしてきます。
 特に今、体力のない子どもや高齢者は、感染症にかかると重症化しやすい」ということです。この場合の体力は大きく二つのカテゴリーがあります。身体的要素と精神的要素に分類し、それぞれ行動体力、防衛体力に分けて分類されています。
 一般的に体力がないと感染症にかかりやすいという「体力」は、この身体的要素の中の「防衛体力」がないことを指しています。細菌やウイルスなどの生物的ストレス(感染症)に対する抵抗力が防衛体力であり、これは免疫系が担っています。運動によって上気道感染症(かぜ)の罹患率が変化することが知られており、これは運動が免疫機能を変化させる一例と考えられています。適度な運動は免疫機能を高めて上気道感染症の罹患率を下げるが、過度な運動は免疫機能を低下させ上気道感染症の罹患率を高めます。
 新型コロナウイルスに関して、子どもはかかりにくいという情報もありますが医学的確証には至っていません。国立感染症研究所の報告では、年齢の中央値は60歳で、その分布は10歳未満1.2%でしたが、60代以上で約5割を占めています。確かに疫学的には子どもはかかりにくいと言えそうです。子どもの症状として報告があるのは、発熱、咳、鼻汁・鼻閉で、60歳以上に出現している重篤な呼吸 障害はありません。
 
 
 
 
 
 
国立感染症研究所資料参照
 大人の場合、持病がある人は重症化しやすい、と言われています。子どもや特に障害のある子らの場合はどうでしょうか?
 児童生徒においても糖尿病、心不全、呼吸器疾患(COPD等)の基礎疾患がある子ども、透析を受けている子ども、免疫抑制剤や抗がん剤等を用いている方では、新型コロナウイルス感染症が重症化しやすいとされています。障害のある子どもも日ごろの体力が培われていないこともあり、重症化リスクは高いといえるでしょう。
 感染予防だけでなく、感染症対策下における子どもの中には、自分や家族も病気になるのではないかと不安を抱き、いつもと異なる反応や行動がみられることがあるかもしれません。腹痛や頭痛、不眠、食欲不振などの身体症状を示す。いつもより泣いたり、大人にしがみついて離れない 急に幼い言動をしたり、夜尿、お漏らし、わがままになるなど、いわゆる赤ちゃんがえりなども見落とさないようにしましょう。また、自宅生活はある意味孤立生活にもなります。精神的に不安定な子どもにとっては、欲求不満が募ります。
 そんな時には、定期的な換気、密閉した空間で大人数が集まるよりも、屋外や広い屋内で、人が密集せずに十分に体を動かす配慮、アルコール清拭による消毒(おもちゃ、子どもが良く触れるドアノブなど)、体調が少しでも悪い子どもを早めに見つける、食事やおやつの前、遊んだ後などの手洗いとアルコール消毒の徹底などをお願いします。
 登校や集会等の自粛に伴い、身体活動が減少し、子どもの体力低下や高齢者のフレイル(心身の活力低下)等が進む恐れがあります。全ての世代の方々に、自宅での軽い運動や家事への積極的な参加、人混みを避けた屋外での散歩などをお勧めします。
 ・脚の運動(筋トレ)、関節の可動域運動
 ・買い物や屋外で散歩(人混みは避けて)
 ・軽い体操(ラジオ体操/ストレッチ)  など 
 親子でできるアクティビティを取り入れ、からだを動かしましょう。 ゲーム、粘土遊び、お絵描きなど、室内での遊びなど、家族で楽しみましょう。
 そして、大人(ご両親)自身のセルフケア(精神的・肉体的)も忘れないでくださいね。

新型コロナウイルス対策における障害児者への適切な配慮に関する要望

2020年5月1日
加藤勝信厚生労働大臣、萩生田光一文部科学大臣に「緊急要望書」を提出いたしました。
 
一般社団法人全国肢体不自由児者父母の会連合会
会 長  清 水  誠 一 
 日頃、当会に対し多大なるご支援賜わりますことに感謝申し上げます。
     
 新型コロナウイルスによる感染が国内に広がる中、3月2日一斉休校が求められ、地域によっては5月末まで子供たちは学校に通えず自宅で学習を強いられています。また、4月7日には7都府県に、20日には全国を対象とした「緊急事態宣言」が発出され、全国民挙げて感染対策に取り組んでいます。しかし、今日現在感染の勢いは止まらず障害のある子どもらの行き場のない生活にも限界を来し、子どもたちの健康・精神状態、そしてそれを支える家族に大いなる疲弊が見受けられるようになっています。
 
 それにも増して特に重症患者の治療に対して医療崩壊の危険があるとの報道を聞きます。医療従事者の間で「誰に人工呼吸器を配分するべきか」というルール作りのための議論が始まっていることに、私たち障害児者並びにそれを支える家族は大変な危機感を抱いています。優生思想につながる障害を理由とした命の選別があってはなりません。このようないのちの選別が推進されることがないようにしてください。
 
 そのために、以下の対応と支援を国及び自治体において大至急、確実に行っていただきますよう要望致します。
 
  1. いかなる状況においても第三者による命の選別を行わないこと
  2. 重症化に対応できるよう人工呼吸器の増産と確保
  3. 重症者のための集中治療室の増設(増床)
  4. 医療的ケアを必要とする児者や難病患者への感染予防対策上、必要とする物資(消毒用アルコール、マスク、防護服など)の確保と確実な配給 
  5. 医療的ケアを必要とする児者や難病患者への感染予防対策上、必要とする物資(消毒用アルコール、マスク)の確実な配給(かかりつけ薬局などでの受け取り)
  6. 医療的ケアを必要とする児者や難病患者が常時必要とする衛生材料の確保と確実な配給(人工呼吸器に使う精製水、消毒用アルコール、マスク、滅菌不織布ガーゼなど)
  7. 長引く休校・障害者通所施設の休業・短期入所の閉鎖等に伴う在宅生活での介護支援体制の確保
  8. 感染者の医療、看護、介護にあたる人々の報酬上の評価
  9. 感染者の医療、看護、介護にあたる人々とその家族の安全安心のための保障(保育を必要とされる乳幼児保護体制、感染した時の保障等)
  10. 感染者の医療、看護、介護にあたる人々の心のケア(PTSDに近い症状が報告されています)体制の確保
  11. 長引く休校に伴う在宅学習での閉塞・孤立感を軽減するために定期的なICTを用いた家庭面談等、特別支援教育に特化した在宅学習環境の整備
  12. 長引く休校に伴う在宅学習での閉塞・孤立感を軽減するために特別支援学校の臨機応変な開放
 

新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」を公表

2020年5月8日  
 政府は5月4日、新型コロナウイルス感染症専門家会議からの提言を踏まえ、感染が抑制された地域で活動再開にあたり、感染拡大を長期的に防ぐための「新しい生活様式」を提言した。「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」に盛り込まれたもので、外出時などにはマスク、人との間隔は2mあけるなどのほか、テレワークやオンライン会議の活用、公共交通機関における会話の抑制などを提案している。
 基本は、「身体的距離の確保」「マスクの着用」「手洗い」の3点。加えて、生活様式や生活の場面ごとの対応、働き方などについてまとめている。
「新しい生活様式」の実践例
 
1.一人ひとりの基本的感染対策
 感染防止の3つの基本 ①身体的距離の確保、②マスクの着用、③手洗い
  • 人との間隔は、できるだけ2m(最低1m)空ける
  • 遊びにいくなら屋内より屋外を選ぶ
  • 会話をする際は、可能な限り真正面を避ける
  • 外出時、屋内にいるときや会話をするときは、症状がなくてもマスクを着用
  • 家に帰ったらまず手や顔を洗う。できるだけ早く着替え、シャワーを浴びる
  • 手洗いは30秒程度かけて水と石けんで丁寧に洗う。(手指消毒薬の使用も可)
※高齢者や持病のあるような重症化リスクの高い人と会う際には、体調管理をより厳重にする
 
 移動に関する感染対策
  • 感染が流行している地域からの移動、感染が流行している地域への移動は控える
  • 帰省や旅行は控えめに、出張はやむを得ない場合に
  • 発症したときのため、誰とどこで会ったかをメモにする
  • 地域の感染状況に注意する
 
2.日常生活を営む上での基本的生活様式
  • まめに手洗い、手指消毒
  • 咳エチケットの徹底
  • こまめに換気
  • 身体的距離の確保
  • 「3密」の回避(密集・密接・密閉) 
  • 毎朝の体温測定、健康チェック。発熱または風邪の症状がある場合はムリせず自宅で療養
  • 対面での打合せは換気とマスク
 
※業種ごとの感染予防ガイドラインは、関係団体が別途作成予定
3.日常生活の各場面別の生活様式
買い物
  • 通販も利用
  • 1人または少人数ですいた時間に
  • 電子決済の利用
  • 計画を立てて素早く済ます
  • サンプルなど展示品への接触は控えめに
  • レジに並ぶときは、前後にスペース
 
娯楽、スポーツなど
  • 公園はすいた時間、場所を選ぶ
  • 筋トレやヨガは自宅で動画を活用
  • ジョギングは少人数で
  • すれ違うときは距離をとるマナー
  • 予約制を利用してゆったりと
  • 狭い部屋での長居は無用
  • 歌や応援は、十分な距離かオンライン
 
公共交通機関の利用
  • 会話は控えめに
  • 混んでいる時間帯は避けて
  • 徒歩や自転車利用も併用する
 
食事
  • 持ち帰りや出前、デリバリーも
  • 屋外空間で気持ちよく
  • 大皿は避けて、料理は個々に
  • 対面ではなく横並びで座ろう
  • 料理に集中、おしゃべりは控えめに
  • お酌、グラスやお猪口の回し飲みは避けて
 
冠婚葬祭などの親族行事
  • 多人数での会食は避けて
  • 発熱や風邪の症状がある場合は参加しない
 
​4.働き方の新しいスタイル
  • テレワークやローテーション勤務
  • 時差通勤でゆったりと
  • オフィスはひろびろと
  • 会議や名刺交換はオンラインで行う
  • 対面での打合せは換気とマスク
 
※業種ごとの感染予防ガイドラインは、関係団体が別途作成予定

コロナウイルス感染症「緊急性の高い13症状リスト」

2020年4月15日
 新型コロナウイルスに感染し、軽症・無症状者として自治体が用意したホテルや自宅で療養している人たちに向けて、厚生労働省は4月28日、重症化の前兆となる「緊急性の高い症状」を自分でチェックできるリストを公表した。容体が悪化した場合に、いち早く医師の診断につなげるのが狙いだ。
 感染者の増加で病院のベッド不足が懸念される中、同省は重症者の治療を優先するため、軽症者らはホテルなどの宿泊施設や自宅で療養することを認めてきた。だが埼玉県で今月、感染者の男性2人が自宅療養中に容体が悪化し相次いで死亡。これを受け、同省は子どもの世話が必要など事情のある人のみ自宅療養を認め、基本は宿泊施設に移行してもらう方針に転換した。
 宿泊施設や自宅での療養中は、感染者や家族が自分たちで症状の変化に気づくことが重要となるため、今回のリストでは緊急性の高い13症状を例示した。
 同省は、該当項目が一つでもあれば、宿泊施設なら常駐の看護師らに、自宅療養なら保健所などに感染者から相談してもらい、それぞれ医師の診察につなぐ体制を整える。
 
緊急性の高い症状として厚生労働省が示したチェック項目(13の症状)
【本人の症状】
 ・唇が紫色になっている
 ・息が荒くなった(呼吸数が多くなった)
 ・急に息苦しくなった
 ・生活をしていて少し動くと息苦しい
 ・胸の痛みがある
 ・横になれない(座らないと息ができない)
 ・肩で息をしている
 ・突然(2時間以内を目安)ゼーゼーし始めた
 ・脈がとぶ(脈のリズムが乱れる感じがする)
 
【家族から見た様子】
 ・顔色が明らかに悪い
 ・いつもと違う(様子がおかしい)
 ・ぼんやりしている(反応が弱い)
 ・もうろうとしている(返事がない)
新型コロナウイルスについての情報は適切に入手、ご確認ください
【厚生労働省の電話相談窓口】
電話番号:0120-565653(フリーダイヤル)
受付時間:9時00分~21時00分(土日・祝日も実施)
  ※聴覚に障害のある方をはじめ、電話での御相談が難しい方 FAX(03-3595-2756)
 
【新型コロナウイルスに関する一般的な相談窓口(都道府県別)】
 各都道府県が設置している電話相談窓口が掲載されております。
 
【新型コロナウイルス感染症が疑われる場合・受診相談(都道府県別)】
 感染が疑われる場合は、「帰国者・接触者相談センター」にご相談ください。
 
※情報は以下のサイトを参考にしております。最新情報・詳細は各サイトをご確認ください。
内閣官房:https://corona.go.jp/
     《生活を支えるための支援のご案内》
     《身のまわりを清潔にしましょう》
     《子供の学び応援サイト》
       https://www.mext.go.jp/a_menu/ikusei/gakusyushien/index_00001.htm
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